暫時休憩 軽佻浮薄

暫時休憩「一服の清涼剤のつもりで読んで欲しい。日置地区以外の方々とも意志の疎通を図りたいからだ。それは軽佻浮薄についてだ。」


軽佻浮薄

私は旧日置郡金峰町の生れであるが、事情があり多感な少年時代を母親の実家がある川辺町の山あいの小さな村、神殿中服良で祖母の下で過ごした。今でも私の学んだ神殿小学校はかろうじて存続しているが、全校児童数14名である。そこでは秋の刈入れが終わる頃になると老若男女、村を挙げての大運動会がそれこそ盛大に「挙行」されるものだった。

ところが私は運動神経ゼロの人間で、競技会としての運動会は、特にかけっこはそれまでの体験から絶対に一番になれない事が事前に確定していたので嫌いだった、しかし元来が楽しい事大好き少年だったので、お祭りとしての運動会は好きだった。

神殿小は宮崎駿原作の「トトロの森」のイメージがぴったりの、そして高地の山あいに在る小さな学校だったから、鹿児島の冬にしては寒がきつかった。そんな時、朝、学校に着くや否や、真白い息を吐きながら狭い校庭で、一個のボウルを授業が始まるまでの休み時間、1年生から6年生まで、男も女も先生も生徒も関係なく追いかけ、ものの5分か10分もすると身体中が温まってくる、所謂サッカーは大好きだった。

余談ながら私は運動神経が鈍い上に、高所恐怖症でもある、しかし負の対価と言う余禄も有る。お蔭様で、屋根の上や高い木にも登れなかったし、私は分を知っていたので逃げ遅れると困るような場面にも遭遇しないよう努めた為や、少々の危険を伴う遊びに挑戦する等の冒険が出来なかった理由からか、57歳になる今日まで骨折や大怪我を知らない。

 閑話休題、イギリスにはかの有名な大英博物館がある、世界中の宝物が陳列されていると言えば聞こえは良いが、事実としては世界中の略奪品の収蔵庫である。イギリスと言う国はオーストラリヤのアボリジニを始めとして、アメリカ、アジア、インド、アフリカなど極端に言えば世界中に渡って、いろんな民族を根絶、あるいはその寸前まで追い込んできた歴史を持つ国である。中国にはインド産のアヘンを売りつける目的の戦争も仕掛けた。

スポーツには起源がある、味方の勝利を伝えるため42,195キロ休まず走り続けたマラソンが代表的な例だが、他民族を略奪し植民地化する、あるいは食料、宝物、香料、お茶、燃料など収奪する行為のなかでは当然の事ながら大量の殺戮を伴っていなかっただろうか。           

そしてそこでは収奪した宝物等の仲間同士による奪い合いは無かっただろうか、ラグビーは直接的には、ラグビーというイギリスの支配者養成高校でサッカーの練習試合をしているとき、興奮して反則である、手をつかって走った奴が現れて、みんなが唖然とした結果、これでいくかと作りだされたものだと言う事になっているがこれが事実かも知れない。

さらに一説だが、殺戮した他民族の首を切り落とし、それを仲間の内だれが一番遠くまで蹴り、飛ばす事が出来るかを遊び競った事がサッカーの起源だと言う話もあるが事実は判らない、首からは血液がひたたり落ちていたから手を使わなかったのだろうか。

最近我が国では急速にサッカー熱が高まって来ているように思えるが、私はサッカーを否定するものではない、私が言いたい事は、サッカーに限らず単純にマスコミが、良く報道するから、楽しいから、面白いから、みんながそうだからでは軽佻浮薄と言うものではなかろうかと言う事であり、何事も付和雷同することなく物事の本質を知った上で喜怒哀楽したいものであると言う事である。いずれにせよ、民衆がパンとサーカスなり、剣闘のたぐいに狂えば、その事が都合の良い人がいるのだろうか。


平成18年1月11日  (火)   晴れ

    上原一治   57歳 


「今後も折りを見て、このような文章をアップしてみたいと思っている。」

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